古臭いスーツはダメ!トレンドを押さえた紳士服とは?

マナー

颯爽とスーツを着こなしている人がいる一方で、同じようにスーツを着ていても、古い印象を感じさせてしまう人がいるものです。
紳士服の世界でも流行があり、時代とともに人気のデザインが変わってきています。もしも、自分のスーツを見てみて「なんだか昔っぽい」「しっくりこない」と感じるものがあれば、現代のトレンドを押さえていないからかもしれません。
紳士服のトレンドがどのように移り変わってきたのか知り、時代の最先端にあうスーツを選ぶために押さえておきたいポイントを確認しましょう。

紳士服トレンドの推移

紳士服のなかでも特に知っておきたいのはスーツのトレンドです。時代背景とあわせてスーツのトレンドはどのように変わっていったのでしょうか。

1970年代

1970年代はバブルが起こる少し前で、経済も発展していた時期です。それまで仕事着として考えられていたスーツが、ファッションのひとつとして進化していった時代です。スリーピースのスーツも人気を博していました。

1990年代

1990年代は、比較的ゆったりとしたシルエットのスーツが多くなってきた時期です。ジャケットは3つボタンが主流となっていました。

2000年代

1990年代後半あたりから、少しずつスリムなスーツが好まれるようにシフトしていきます。すっきりとしたボディラインに、2つボタンのジャケットが増えていきました。

トレンド感のある紳士服のポイントは?

古い印象を与えず、トレンドを押さえたスーツを選ぶためには、どのようなところをチェックすればいいのでしょうか。
現代にふさわしいスーツを選ぶために、押さえておきたいポイントをここでまとめます。

シルエット

ジャケットもパンツも、着用したときにだぼっとしたゆるいシルエットになるものは、時代遅れという印象を与えてしまいます。体を動かしたとき窮屈に感じない程度に、適度にゆとりを持たせながら、シャープなシルエットになるものをセレクトしましょう。

ジャケットの丈

ジャケットの丈は、時代のトレンドによって変化します。大きめシルエットが好まれたひと昔前は、お尻のラインよりも長めのジャケット丈が人気でした。しかし、現代はやや短めがトレンドです。お尻の一番下のヒップラインが見えるか見えないか程度の着丈がいいでしょう。ただし、お尻がジャケットに隠れず、見えてしまっているようでは、ジャケットが短すぎるため注意しましょう。

ラペル幅

「ラペル」とはジャケットの襟のことをいいます。ラペルは横幅が時代によって微妙に変わっています。ラペル幅が広すぎると古い印象になり、細身になるほどモードな雰囲気になります。
細身のスーツが好まれるようになるのと合わせて、ラペル幅も細いものが主流になっています。ただ、最近ではラペル幅がやや太めにトレンドシフトする動きもあります。

ノッチ

「ノッチ」とは、ジャケットのラペル(襟)にあるV字型の刻み部分をいいます。昔のスーツは、このノッチが胸のあたりの比較的低い位置にありましたが、現代は高めが一般的です。

2つボタン

スーツの多くが3つボタンだった時代がありますが、今は2つボタンが主流です。スリムでタイトなシルエットの2つボタンジャケットで、すっきりとした印象がアップします。

生地

昔は硬くて厚めの生地が多くスーツに使われていましたが、現代はやわらかく動きやすいものが増えてきています。ストレッチ素材が使われるなど、見た目だけでなく機能性も進化しています。

ワンランクアップさせる2018年のトレンド

では、2017年頃から2018年にかけて最先端のトレンドはどのようになっているでしょうか。最新の流行としてキーとなるのが、英国のクラシックな要素です。紳士服の各ブランドが、ブリティッシュテイストを取り入れた商品を展開しており、クラシック回帰の傾向があります。

スリーピーススーツが復活の兆し

英国の紳士が身につけているトラディショナルなスーツは、ジャケットの中にベストを着用したスリーピースタイプです。そんな英国調のトレンドの動きを受けて、スリーピーススーツの人気が復活してきています。

高めのゴージライン

ジャケットの上襟と下襟を縫い合わせたラインを「ゴージライン」と呼びますが、ゴージラインの位置は高めがトレンドです。首筋から8~9センチ程度の高い位置にあると、人の視線が自然と高い位置に集まり、スタイルアップの効果も期待できます。

英国調の生地

英国がトレンドキーワードのいま、生地にもその動きが出てきています。千鳥格子やヘリンボーン、グレンチェックなど英国らしい雰囲気の柄を採用したスーツに注目が集まってきています。

紳士服のトレンドを知って上手に着こなそう

時代とともに紳士服の流行は移り変わっていきます。もしも、「なんだか古臭い」「なぜか垢抜けない」と感じるスーツがあれば、シルエットや丈の長さ、生地、細かいデザインなどに、昔の特徴が残っているのかもしれません。今の時代のトレンドにあったスーツを選ぶことは、周囲に対していい印象を与えたり、スタイルをよく見せたりするものです。今回ご紹介したポイントを参考に、スーツ選びに役立ててみましょう。

 

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