差がつくスーツの着こなし3つの秘訣

スーツ

素材やデザインのバリエーションはあるものの、スーツといえば上着とパンツのセットです(女性ではスカートの場合も)。そのためビジネスシーンでは、誰も彼も同じようなファッションに見えることもあるでしょう。しかし、よく見るとスーツが似合っている人と似合っていない人がいるのも事実です。それはなぜでしょうか。スーツをかっこよく着こなす秘訣をご紹介します。

ビジネスで着るスーツを選ぶときには、他人の目線を大切にする

自分が着たいもの、似合うと思っているものが、本当に似合っているとは限りません。私服の場合は、好きなものを着て楽しむことも大切ですが、ビジネスの場合には、印象が業績に影響を与えることもあります。
海外では、その点が日本より重視されているため、企業の重役が、似合う色やファッションをアドバイスしてくれるイメージコンサルタントを雇うこともあります。スーツを購入するときに、スタッフが商品について詳しく、体型に合うデザインや、似合う色についてアドバイスをしてくれる店を選ぶといいでしょう。

体にフィットするスーツを選ぶと美しく見える

どんなに高価で素敵なデザインのスーツでも、サイズが合っていないとだらしなく見えてしまいます。体にフィットさせるためにはオーダースーツが最適ですが、既製のスーツでもポイントをおさえてサイズ選びをすれば、美しいシルエットに仕上げることができます。

上着は襟と肩が決まれば美しく見える

男女とも、上着の肩と襟が体にぴったりと合っていることが美しく見えるポイントです。上着の肩幅が大きすぎても小さすぎても背中にシワが寄ります。また、ボタンを留めたときに上着の襟が抜けたように見える場合は上着のデザインが姿勢や体型に合っていません。前のボタンを留めたときに窮屈ではなくシワが寄らないサイズを選びましょう。
男性の上着には一番下のボタンを外して着る「アンボタンマナー」がありますが、女性の上着はボタンを全部留めることが基本です。
上着の袖は、手首の小指側にある骨のでっぱりが隠れるくらいがちょうどいい長さです。男性のスーツは上着の袖からシャツの袖口が1cmほど出るくらいが美しいとされています。

パンツやスカートは丈とウエストまわりをチェック

男性のパンツは、あまり下げ過ぎず、へその下にウエスト部分がくる位置で合わせます。丈は裾が靴の甲にかかるワンクッション、裾が靴の甲に少しだけかかるハーフクッション、ソックスが見えるノークッションなどがあり、そのときの流行によっても好まれる長さが変わります。ノークッションの裾はカジュアルな印象があるため、商談や大切な会議では避けたほうが無難です。
女性のスーツで一番印象を左右するのはスカート丈でしょう。所属する企業や業界によって文化が違いますが、膝が隠れるくらいの丈が日本のビジネスシーンでは最も受け入れられやすい長さです。

TPOに合わせた着こなしをする

Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に合わせた服装を選ぶことは、ファッションを通したコミュニケーションです。その場に集まる目的を考え、雰囲気を壊さない服装を心がけます。

就職活動

男女ともに、無地で2つボタンのシングルスーツが定番です。はるやまでは「就活専用スーツ」が販売されています。就活専用とはいっても、就職後はシャツやネクタイをアレンジすれば通勤着として活躍します。相手にフレッシュできちんとした印象を与えることができる就活専用スーツは、まずは1着揃えておきたいスーツです。

通勤

毎日の通勤では、職場のドレスコードをおさえながらファッション性を大切にして、明るい気分を盛り上げていきましょう。
女性ならボトムをフレアースカートやパンツに変えると、印象ががらりと変わります。男性は、スタンダードなデザインを守りながらも遊び心がある、アディダスとのコラボスーツで、ファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

商談

商談や大切な会議では、ビジネスマナーを守り、相手に信頼されるファッションを目指します。男性はシングルスーツが基本です。カジュアルなボタンダウンシャツや半袖シャツ、ダブルカフス、またソックスが見える丈のパンツは避けましょう。女性は、品があり落ち着いた服装を選びます。入社して間もないうちは就職活動で使ったスーツを目安にするといいでしょう。

結婚式

ビジネススーツで参加できる結婚式が増えています。そんなときでもネクタイの色やポケットチーフ、カフスボタンなどで華やかさを加えましょう。女性はスーツよりもワンピースやドレスが似合います。結婚式では、参加者も場の華やかさや喜ばしさを演出することがマナーです。

葬儀

礼服は、素材やデザインがビジネススーツとは違うため、1着は持っておきたいものです。女性は、できるだけ肌の露出を避けストッキングも黒にします。パールのアクセサリーは葬儀でも着けることができますが、二連のものは不幸が重なるという意味から避けましょう。控えめな服装を心がけます。

ビジネスの場ではファッションも重要なプレゼンテーション

働いている人の服装は職場のイメージに影響を与えます。例えば伝統的な一流ホテルのスタッフが、カジュアルな服装で働いているのを見たら不似合いだと思うでしょう。ビジネスの場では、自分が他人からそのように見られます。マナーを理解し、TPOに合う服装をすることは、自分をプレゼンテーションすることと同じです。スーツを上手に着こなし、仕事にもよい影響を与えましょう。

参考: